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映画の話

 映画の話がしてええーーー!!!
 アバランチのみんなは、本も読まねえ映画も観ねえもんだから、もんもんとしている映画を語りたい欲を、壁殴り的にブログにぶつけます。でもDJはたやさんちはホラー好きという素敵なセンスをお持ちみたいだ!
 部屋飲みで夜通し映画や音楽や文学の話をした大学生の時分が恋しいです。ちなみにアバランチというクラブイベントも、京都での僕の下宿におけるイケコーとのオールナイト音楽おしゃべりが原型です。

 それはさておき、よせばいいのに、2011年の映画の僕的年間ベスト10、書いてしまいました。



1.ブルーバレンタイン  Blue Valentine
   監督:ライアン・ゴスリング

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 凄まじい映画です。まるで欠点の見当たらない、完璧な映画だと感じました。

 あるカップルの恋の始まりから結婚 - 夫婦となってから離婚の日を迎えてしまうまで ふたつの時間軸を平行して見せる構成。俳優の体型(ぽっこりお腹にだぶつくアゴ!)、服装や髪型のスタイリングによる、結婚後の「夫婦することに疲れちゃってる夫婦」感の絶妙すぎる表現。即興演出によるリアリティと、夫婦の距離・どんづまり感や緊張した関係の息苦しさをあまりに生々しくとらえるカメラワーク。劇伴の不協和音は不穏な空気、不吉な予感をかもしまくり。作品の隅々から、生の息遣いが伝わってくるんです。

 「異なる時間軸が交錯する」という構成自体は目新しいものではありませんが、この作品においては、単に「原因ー結果」の種明かしをするためのそれではなくって、愛におけるライトサイドとダークサイドーすなわち、愛し愛される至高フェイズと、相手への嫌悪や妄執といった修羅フェイズとが、「過去ー現在」と隔絶された時間軸ではなく、まるでリアルタイムにリンクしているかのような構成になっており、それが素晴らしい効果を生んでいます。
 たとえば、愛をささやくために贈ったラブソングが、夫婦という固定され閉塞した環境への呪いの歌へと反転してしまったのだ。という残酷な暗示だとか。「うわあ・・・。この人ら絶対別れるやん・・・」と胃痛をきりきり感じます。ただ、同時に「この愛は間違いなく破局を迎えるだろう。でもあの幸福の日々は本物だったじゃないか」とも思わされる仕組みになっていました。
 
 そうした構成の妙から、この映画が伝えたいことというのは「愛なんてね、こんな風にあっさり終わっちゃったりするもんなのよ。くだらないよね。」というニヒリズムではないはず、と思い至るように作ってあるんですよね。花火のスパークとともに、かつてあった二人の幸福の瞬間が明滅する素晴らしいエンドロールから、それは決定的な形でわかります。

 極論かもしれませんが『500日のサマー』だとか『アニー・ホール』なんかも同じ話だと思うんですよ。「永遠の愛とかあるわけないでしょ。普通に終わりますよ。でも、どうして僕らが性懲りもなくまた別のだれかと恋に落ちるかというと・・・『あの感じ』があるからじゃないっすか!!!」という話。
 残酷なことに、愛には限界があるんだと。でも愛そのものを否定しているのではなく、実は止揚的に愛を肯定している作品なのだと思います。
 ただ、サマーもアニーもすごくポップにお洒落に失恋を描いてくれた作品なのに対して「ブルーバレンタイン」は全然ポップではありません。ぐっさぐさにやられます。むごいよ!
 奥さんや彼女から「(キモイ・・・ウザイ・・・生理的にムリ・・・)」っていう目で見られたら、死ねるな・・・。



※音楽は(全部じゃないけど)グリズリー・ベアですよインディーポップファンの皆さま!
 あと、劇中最重要曲である、Penny & The Quarters "You & Me"の7インチをネットで探したら、案の上どこもかしこも売り切れておる!



とてつもなく長くなったので、続きにたたみました。だれもなんにも得しないので、続きをクリックするより、スクロールしてヤマコー先輩の記事を見てください。





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2013 3.16(sat) @Big Deal
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